1969年、大阪府生まれ。大阪大学大学院博士課程修了、博士(文学)。専攻は思想史・マンガ研究。2006年の京都国際マンガミュージアム開館に携わった後、北九州市役所にて2012年の北九州市漫画ミュージアム開館に従事。以後、学芸部門の統括を務めつつ、「『描く!』マンガ展」(2015~2017年、大分県立美術館ほか)や「諸星大二郎展 異界への扉」(2020~2021年、北海道立近代美術館ほか)など全国巡回展の制作にも参画。主な出版業績としては、『マンガとミュージアムが出会うとき』(金澤韻・村田麻里子と共著、臨川書店、2009年)、『ゲンガノミカタ――マンガ原画を100倍楽しむ法』(イトウユウとの共編著、横手市増田まんが美術館、2023年)などがある。