博士(理学)。1999年北海道大学大学院理学研究科博士後期課程修了。高分子材料の物性探求と応用について研究を行っている。天然素材であり高吸収性材料として注目を浴びているサクランの物理的性質の解明と応用、建造物の耐震性を高めることに寄与するゴム材料の開発、鉄道の快適な乗り心地を実現する車軸材料の開発、バイオ由来プラスチックの液晶ディスプレイなどへの高効率な応用を実現する研究など幅広い分野・材料を対象としている。これらの経験を活かして、貴重なアニメのセル画を保存する研究に参画した。絵具やフィルムの吸水率や温度などの条件を変えて剥離試験を行い、セル画を傷つけることなくきれいに剥がすための条件を模索している。 http://mitsumat.eng.niigata-u.ac.jp/index.html